1-Wire LANとパソコンとの接続は、DS9097Uというアダプタがあり、パソコンのRS232Cシリアルポートに接続します。 各センサとの配線には、ケーブル長が長い場合は、キャパシタの影響が少ない、カテゴリ5のLANケーブルが推奨です。家を新築するとき、事前にすべての部屋とベランダなどに、CAT5EのLAN配線をしました。2線の電話ケーブルでも十分のようです。ただし電話ケーブルの場合極性に注意する必要があります。いわゆるストレートケーブルで、内部でよじれていないことを確認します。
接続にはモジュラジャックを使いますが、オリジナルのDALLASやAAGでは2ピンあるいは6ピンモジュラを、最近のHobby Boardsでは8ピンモジュラ(RJ45)を使うようになっています。ピンアサインが混乱していますが、私はDALLASの推奨規格を用いています。1-wireだけの場合はすべて共通です。
DS9097U |
RJ11(2ピン) |
DALLAS推奨 |
RJ11(6ピン) |
HobbyBoards |
RJ45(8ピン) |
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- |
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PowerGND |
1 |
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- |
+5VPower |
1 |
+5VPower |
2 |
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- |
PowerGND |
2 |
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3 |
1-wireデータ |
1 |
1-wireデータ |
3 |
1-wireデータ |
4 |
1-wireGND |
2 |
1-wireGND |
4 |
1-wireGND |
5 |
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- |
空き |
5 |
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6 |
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- |
Unregulated+15V |
6 |
+12V〜24V |
7 |
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- |
- |
- |
PowerGND |
8 |
カテゴリ5のLANケーブルをRJ11(6ピン)コネクタにつけたところ。ピン番号は写真うえから1,2,3,4,5,6 |
たくさんのセンサを接続したり、多方面へケーブルを延ばす場合、1-Wire Hubとよばれる装置を使ったほうがよいとされています。私の場合、むしろ動作が不安定になり、直結にしています。
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