高層の気象観測は天気予報に欠かせないものです。気象庁ではラジオゾンデに観測機器をつけ、1日に2回観測しています。リアルタイムに高層の気象データを得る方法として、航空機が使えないか、トライしています。多数の航空機からのデータを集計すれば、リアルタイムに近いデータが得られます。いままでACARSのデータを用いていましたが、2024年5月.から、2を追加しました。
1.ACARS (Aircraft Communications Addressing and Reporting System)とよばれる業務用無線で伝送されている運用データの中から、気象データのみを抽出し、気温、風向、風速を、抽出
2.Fright Radar24など、旅客機の位置情報を提供する、adsb、ModeSから、航空機の速度、マッハ数を得て、それから気温、風速、風向の気象データを計算、類推する。
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