10月12日に2019-19号台風が、東京上空を通過しました。東日本に大きな被害がありました。
当方の観測機器も残念ながら一部絶縁不良を起こし、完全なデータが取れませんでしたが、降雨量は、356.2 mmで、当方観測開始以来最大の記録となりました。 近くの浅川は溢水寸前でした。また、最低気圧は965.4 hPa で これも当方開設以来最低で、20時56分に当方の真上を通過した模様です。
さらに、データを整理していたら、気になるグラフが残っていました。降雨の最も多かった10月12日夜に、放射線量が上がっていました。福島事故以前にはなかったことなので、気になります。当日は20時50分に台風の目にはいりましたが、直前に東から北東の強い風が吹いていました。福島原発の放射能汚染廃棄物を入れたフレコンバッグが仮置き場近くの川に流出したと報道もありました。
2019年10月12日のダイアリー
事故直後の2011年9月21日に2011-15号台風が同じように関東地方を通過しました。下のグラフはその時の記録で、よく似ています。たぶん今回もフクイチ由来でしょう。
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