環境データ
二酸化炭素(炭酸ガス)が地球温暖化の原因であると問題提起されていますが、実際に大気中の炭酸ガスをリアルタイムに計測・公開しているサイトが少ないようです。NDIR方式(Non Dispersive InfraRed)によるセンサーMH-Z19を入手し計測システムを作りましたが(2017/05/11)、値の信頼性がいまいちでしたので、あらたにK30 CO2 Sensorを入手し、作り直しました。電源容量の関係か安定に動作せず、苦労しましたが、再開しました。 (2019/10/24に再開)
木々の炭酸同化作用による二酸化炭素濃度の変化を知るために、太陽の日射量も示しています。

CO2濃度 (24時間)
1分間に1回計測し、10分間の平均値を24時間分示す。5分に1回更新
1週間
7日分を示す。5分に1回更新
CO2計測 方法

  世界各国の長期間にわたる観測値を相互に比較するため、二酸化炭素濃度の観測には世界的な基準の統一が必要とされます。このため、WMO(世界気象機関)の標準ガスにより較正された二酸化炭素標準ガスを基準とした観測を継続する必要があります。このような精密観測を行う観測所は国内に数地点しかなく、特に大都市近郊での観測データは、埼玉県のみのようです。リアルタイムにデータが公開されています。

 ここではNDIR方式(Non Dispersive InfraRed)という簡易な方法で計測しています。様々なガスは、それぞれ特有の赤外線吸収波長を持っており、その特性を利用したガス計測の方法にがNDIR方式です。赤外光源より照射された赤外線は広域の波長を含んでおりますが、ガスによる吸収で、そのガス特有の波長の赤外線は、ガス濃度に応じた割合で減衰します。このガスの吸収波長と吸収の影響を受けない参照波長でのセンサーからの信号を比較することにより、ppmレベルでの高精度な分析・検知ができるといいます。
 NDIR方式のCO2センサーは様々なものが市販されていますが、農業分野でよく使われている、スウェーデン製のK30 CO2 Sensorを入手しリニューアルしました。

 この種のセンサーはドリフトがつきもので、地球温暖化を議論するには長期間の詳細な変化を計測しなければなりませんので、早計な結論は得られそうになりません。 しかしながら、計測してみると、二酸化炭素濃度は思いのほか一日の変化が大きく、とくによく晴れた日には低下します。木々の炭酸同化作用の力はすばらしいとあらためて感心いたします。また曜日による変化もあり、人間活動にリンクしていることがわかります。データが蓄積されたら、分析してみようと思います。

 RaspberryPiを用いた、計測系、ソフトの作り方は別ページに公開します。